転職エージェントは利用しないで下さい!
栄養士のあなたが転職するにあたって、今まで色んな経験をされてきたことでしょう。
例えば、
・コンビニに置いてある求人雑誌から、栄養士の求人を探して応募したり、
・知り合いから、栄養士を応募している会社を聞いて、自分で調べて応募したり、
・あなたが知っている会社で栄養士を募集しているかを調べてみたり、
・スマホを使って栄養士の求人を検索してみたり、
・ハローワークに足しげく通って、担当者から栄養士の求人を探してもらって面接に行ったり、
・転職サイトを使って、自分に合いそうな栄養士の求人を応募してみたり。
色々な転職活動を経験されていることと思います。
※転職サイトを、まだ活用して無い方は、こちらの記事に詳しく書きましたので、チェックしてみて下さい。
最初は転職に前向きだったのに、内定をもらえなくて落ち込んでいる方や、
面接までたどり着けない方や、
ちょっと自分一人で転職活動を続けるのに疲れた方や、
仕事が忙しくて転職活動が出来ない方や、
転職をするのが未経験な栄養士の方は、
私は転職出来るのか?不安で仕方ない。という栄養士の方もおられるでしょう。
転職は、一人でするものですが、誰かがサポートしてくれたら、少しでも不安を解消出来ると思いませんか?
履歴書や職務経歴書は、これで大丈夫なのか?
面接官に質問をされたら、どんな回答をすれば良いのか?
そんな不安を、サポートしてくれたら、もっと転職がスムーズにいくと思いますし、あなたの心のモヤモヤも解消出来ると思います。
そんな都合の良いサービスがあったら、きっとあなたは使いたいと思うはずです。
そのサービスを提供しているのは、【転職エージェント】です。
しかし、私は【転職エージェントを利用しないで下さい!】と書きました。
その理由は、使い方や選び方を間違えると、ただの時間の無駄になってしまいます。
このページでは、転職エージェントを上手に利用した経験者の話を基に解説します。
転職エージェントとは、どんなことをしてくれるのか?
転職エージェントのビジネスモデル
転職サイトとの違い
知らなかった。では済まされない転職エージェントを選ぶ為の3つのポイント
転職エージェントを活用する為に必要な7個のテクニック
転職エージェントを利用してみる
栄養士にオススメする転職エージェント
転職エージェントとは、どんなことをしてくれるのか?
転職エージェントに登録すると、
入社するまで色んな相談に乗ってくれたり
求人を紹介してくれたり
気に入った企業があれば面接の日程を設定してくれたり
一番面倒な給料の交渉などをしてくれます。
今、あなたは一人暮らしをされていますか?
アパートを借りる時に、不動産屋さんや不動産サイトに住みたい町や、月の賃貸や、こだわりを条件にして物件を探してもらって、内見をして気に入れば入居するように、転職も賃貸と似ています。
具体的に、転職エージェントは、どんなことをしてくれるのか詳しく紹介しますと、以下の4点です。
面談と聞くと緊張してしまうかもしれませんが、転職エージェントの担当者は、あなたのことを知りたいと思っているので、フランクな話し合いになります。
決して、面接では無いので、安心して下さいね。
どんな話し合いになるかと言いますと、新しい会社の入社の時期や、これまでの経験や、転職するにあたっての希望する条件や、転職する理由などを聞かれます。ここでは本音を話しておいた方が良いでしょう。それは、次につながるのですが、あなたのことを良く知ってから、あなたに合った求人を紹介してくれますので、あなたという存在を理解しておかないと、ミスマッチな求人を紹介してしまうからです。
ちなみに会う時間や曜日に関しては、ある程度、こちらのワガママが聞きますので、仕事終わりの遅い時間や、休みの日などに会うことで、会社にも転職していることをバレずにすみます。
面談の時間に関してですが、おおよそ30分〜1時間程度になります。
次に、転職エージェントの担当者と面談をする場所についてですが、会社によって異なりますが、面談が出来る転職エージェントの会議室などで行います。小さな小部屋で面談をしますので、プライバシーはバッチリ大丈夫です。面談の場所は、机と椅子がありますので、筆記用具などは必ず持参するようにして下さいネ。
場合によっては、会社では無く、電話面談や喫茶店などで面談をしてくれる場合もあります。
もう、あなたは社会人なのですから、当日に残業が長引いてしまったり、体調が悪くて面談に行けない場合は、必ず断って別の日程を組むようにしましょう。面談に行くまでの場所が分からなくて、時間に間に合わない場合でも、遅れる旨の連絡は必ず入れるようにしましょう。社会人としてのマナーです。
面談、当日の服装に関してですが、基本的には服装は自由です。
あなたが会社に行く服装のまま行けば大丈夫です。
しかし、服が汚れていたりするのは、あなたのイメージが悪くなってしまいますから、注意しましょう。
面接ではありませんから、あなたが落ち着いて話が出来るような服装であれば問題無いでしょう。とても大事なのは、服装よりも当日にあなたが本音で転職エージェントの担当者に話をすることが出来るかです。
スムーズに面談が終了すると、求人の紹介になります。
面談であなたのことを聞いて把握した担当者は、あなたに合った求人を紹介してくれます。
先ほども書きましたが、転職エージェントの担当者とは本音で話す方が良い。と記載した通り、求人を紹介するにあたって、あなたがどんなことに重点を置いているかによって紹介する求人も違ってきます。
今よりも、年収を大幅にUPしたいですか?
勤務先が家に近い方が良いですか?
少ない社員しかいないけど、自分のやりたいように仕事が出来る会社が良いですか?
もっと勉強する為に、大手の会社に行きたいですか?
残業が少ない会社に行きたいですか?
等々、あなたが転職するにあたって、これだけは譲れないことを面談で転職エージェントの担当者に話すことで、紹介出来る求人も変わってきます。
とはいえ、転職エージェントに会社を紹介してもらうには、ちょっとしたコツがあります。
そのコツは3つほどありますので、しっかり覚えておいて下さいネ。
@面談当日は、履歴書と職務経歴書を用意しておく写真付きでも無くて良いので、ワードなどで作った履歴書と職務経歴書を用意しておいて、面談に挑みましょう。その理由は、もしかしたらあなたの職歴をあなた自身が忘れないようにする為でもありますし、履歴書と職務経歴書を、転職エージェントの担当者に見てもらい添削してもらえば、より完璧に近い履歴書と職務経歴書になるわけです。
A転職で、これからの将来像をイメージしておく当日の面談で、転職エージェントの担当者に聞かれると思いますが、転職する理由にも関わってきますが、転職するにあたってゆずれない軸があると思います。それによって、あなたが考えている将来像に繋がってくるわけです。ですから、今回の転職で、あなたが進みたい業界や、希望している職種や、希望する年収、3年後にどんなキャリアを歩みたいのかを、イメージしておきましょう。
B連絡はすぐに返すように心がける働きながら転職活動をしていると、あなたが仕事をしている時に電話がくる場合があります。電話に出れるように携帯電話を肌身離さず持っているのも良いのですが、周りに怪しまられたり、仕事中は携帯を触るのを禁止している会社もあります。どんなに忙しくても、24時間以内には返信を必ずしましょう。対応が遅いと、転職先と転職エージェントにのやり取りに影響を与えかねません。私の場合、この時間帯の連絡はメールでお願いします。しかし、それ以外でしたら携帯電話にかけて下さい。と担当者に前もって伝えておきます。
担当者から紹介してくれた求人の中で、自分の中で入社した企業の順位を必ず付けておきましょう。その理由も、はっきり担当者に伝えておいて下さいね。そうすることで、あなたが転職するにあたって、何に重点を置いているのかが担当者にも分かるからです。その重点で、他にも紹介出来る求人があるかを転職エージェントの担当者に聞いてみましょう。
さて、あなたが興味を持った求人に面接するわけですが、いきなり面接が出来るわけではありません。あなたの履歴書と職務経歴書を、企業の担当者に見てもらって面接の選考をするのです。あなたの個人情報が伏された履歴書を転職エージェントの担当者が、企業の担当者に送ります。その際に、履歴書には書いて無い、あなたの人となりや、あなたが転職する理由や動機などを、担当者に伝えて、あなたのイメージを膨らましていくわけです。
書類選考が通過したあとは、面接を行います。面接は、3つくらいの候補日と時間を決めておくと良いでしょう。その日程の調整は、転職エージェントの担当者に伝えれば、後の調整は全て担当者がやってくれます。後日、面接の日程などの連絡が転職エージェントから来ますので、忘れないようにメモをしておきましょう。
私の場合、忘れやすいので、メールにも送るように担当者に伝えておきます。
さて、面接も無事に終わり、転職エージェントから内定をもらいました。
おおよそ書類選考の段階で、希望年収や勤務地や就業時間、職種や休みなどは決まっているのですが、その条件が合っているか?面接の時に聞いた内容と間違いが無いか?をちゃんと確認して下さい。
その内容で承諾した場合、入社する具体的な日取りを決めて、晴れて新しい会社で働くのです。
転職エージェントのビジネスモデル
先ほどの、賃貸の話をすると、アパートを借りる時に不動産会社に、あなたが希望した借りたい物件のワガママを言うと、その希望の物件を紹介してくれて、内見するのに車で迎えてくれたり、借りる時になれば大家さんや管理会社との仲介をしてくれたりと・・・。アパートを借りるまで、色々と手伝ってくれます。費用に関して言うと、あなたが仲介手数料という名目でお金を払う形になっています。
しかし転職エージェントは、不動産会社とは違って、あなたが支払う費用は一切ありません。え?無料ってことは、どこか騙されたりするんじゃない?
タダより怖いものはない。と言うし・・・。
安心して下さい。
転職エージェントは、完全に無料です!
費用という名目であれば、履歴書や職務経歴書を作成したときの印刷代や、履歴書に貼る写真代、そして面接に行くともなれば、交通費などは実費になりますが、それ以外は基本的に全て無料です。
それじゃー、どうやって転職エージェントは、儲けているのでしょうか???
下の画像が、転職したい人と企業の間にいるのが、転職エージェントです。
この画像を使って説明しましょう。
転職エージェントの業務内容は、【人が欲しい企業】と【仕事を探している人】を橋渡しすることです。
ちなみにですが、この転職エージェントは誰でも出来るわけではありません。
厚生労働大臣の認可が絶対に必要なんです。
その認可が無くて、このビジネスをすると責任者は捕まってしまいます。ですから、転職エージェントは怪しいというよりも、信頼におけるビジネスです。
厚生労働大臣の許可が降りているのかは、ご自分で確認しましょう。
大抵の場合、ホームページなどに厚生労働大臣許可番号「00-ユ-123456」と書かれています。
その番号は、厚生労働大臣から許可を受けて転職エージェントを営業している会社です。
では、どのようにして転職エージェントは儲けているのでしょうか?
それは、人を紹介して、その人が面接後に内定が出たら費用を支払うことになります。
ですから、内定が出るまでは、売上になりません。
おおよそですが、年収の約30%が相場です。
年収300万円の人を内定を出すと、転職エージェントには90万円の売上になります。
これを知っておくだけで、あなたが転職エージェントを利用することに不安が無くなると思います。絶対に、転職活動のサポートをしてくれるので、積極的に使いましょう。
転職サイトとの違い
転職エージェントと転職サイトとの違いを説明しますと、転職活動を後方支援してくれるか、してもらえないか。の違いです。先ほども、書きましたが転職エージェントを利用すると、あなたの将来を見据えたキャリアのカウンセリングや、求人の紹介や、面接の日程調整などを、全て無料で行ってくれます。
しかし、どちらにもメリットとデメリットがありますので、一概にどっちが良いかとは言えません。どちらか、一つをチョイスしなければならない場合、私の経験から言いますと、【転職エージェント】です。
その理由は、転職エージェントの担当者からのアドバイスをもらうことによって、選択の幅が持てるからです。
それでは、それぞれの違いを一覧表にまとめてみました。
簡易性 |
|
---|---|
転職エージェント | あなた専任のアドバイザーと進めるので、気軽さはない |
転職サイト | 自分のペースで進めることが可能 |
キャリアコンサルティング |
|
---|---|
転職エージェント | 面談にて、あなたの過去を聞くことで、あなたの強みや、あなたが発見したことが無かった強みなどを案内してくれる。 |
転職サイト | 適切なアドバイスなどはもらえないが、サイトに自己分析をする為のアドバイスや、転職情報が無料で閲覧することが可能。 |
紹介出来る求人の数 |
|
---|---|
転職エージェント | 担当者が、あなたに合った企業を紹介してくれる為、求人数は少数となる。 |
転職サイト | 一方、転職サイトは、閲覧出来る求人数が圧倒的に多い。しかし自分で検索して応募する面倒が生じる。 |
求人の会社情報 |
|
---|---|
転職エージェント | 先方の窓口に会っている為、転職サイトに掲載されていない情報まで共有してくれる。 |
転職サイト | 自分でクチコミサイトなどで調査する必要ある。 |
採用活動までの道のり |
|
---|---|
転職エージェント | 履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえる。企業の面接は、同行してくれたり、その企業へ入社する為のアドバイスを的確にしてくれる。 |
転職サイト | 求人の応募も含め、全て自分一人で行う。 |
ふと疑問に思うかもしれません。
転職エージェントと転職サイトの、どっちを使った方が良いんだろう?
私の経験から言わせていただくと、入社出来る確率を広げる為にも、両方使っておけば間違い無い!ということです。
知らなかった。では済まされない転職エージェントを選ぶ為の3つのポイント
日本に、どのくらいの転職エージェントの事業所があるかご存知ですか???
厚生労働省が集計した結果によると、平成27年度の集計で
日本全国に19,453事業所もあるそうです。
これだけの数があれば、どこの転職エージェントにお願いするのか、迷ってしまいますよネ。
そうならない為にも、転職エージェントを選ぶための3つのポイントがありますので、ご紹介します。
転職エージェントによって強い業界や弱い業界がありますから、
最低でも2つくらいの転職エージェントに登録して下さい。
そして登録したら担当者がつきますから、その担当者が信頼出来るか、どうかを見極めましょう。
見極め方としては、本当にあなたのことを親身になってアドバイスをくれるかです。
担当者も、それぞれですから、あなたに合わなかったら、担当者を代えてもらいましょう。それが言えない場合は、他の転職エージェントを利用して下さい。
一人の担当者がサポートをするのは、5人から10人くらいと言われていますが、求職者の数が多いと、サポートをしっかししてくれない場合があります。
実際に使ってみるまでは、分かりませんから、担当者と色々と質問してみて、その答えがあなたにしっくり来るのかを確認するだけでも違ってくるでしょう。
転職エージェントにも向き不向きの業界があります。
新卒には強いけど、第二新卒には弱い。
女性の転職には弱い。
など転職エージェントによってことなります。
あなたにあったベストな転職エージェントを見つけることが、転職を成功させる為のカギです。
転職エージェントを活用する為に必要な7個のテクニック
あなたが転職をお願いしたい転職エージェントが決まったら、
活用する為の戦術があります。その戦術には、7つほどありますので、こちらも参考にして下さいね。
担当者によって異なりますが、企業から人材の依頼をされると、条件に合った人を絞って応募者に連絡をしていきます。
全ての人に連絡をするのではなく、連絡を最後に取った日を境にして連絡をします。ですから、連絡を怠ると後回しにされる可能性が高いです。
その理由は、コンタクト日が古いということは、既に転職を決めた可能性があると判断されるわけです。
もし、転職がまだの場合、連絡をしていないと、あなたへの連絡が後回しにされます。
最近は、Webが進化しているので、連絡だけではなく、転職エージェントのサイトにログインをした最後の日を見ている場合もあるそうです。
ですから、2週間に1回くらいは転職エージェントの担当者にメールか電話をして、現在の転職の進み具合などを、共有しておくと良いでしょう。
担当者には、毎月決められた売上目標があります。
その売上というのは、会社によってさまざまですが、私が在籍していた会社は、入社させた時に交わした年収を目標としていました。
ですから、転職時期というのが、担当者に取って一番知りたいのです。
ですが、「まだ転職時期は決まっていません」と正直に答えてしまうと、優先順位を低くされてしまいます。
それを阻止する為に「良い会社があれば、スグにでも転職を考えています。」と担当者には伝えておきましょう。
そうすれば、担当者は売上に繋がると考えて、最優先であなたに合う会社を紹介してくれます。
担当者の知識が乏しかったり、あなたと性格が合わない場合もあるでしょう。
人間ですから、合う・合わないはしょうが無いと思います。
それを、そのままにしておくのは、あなたにとって時間の無駄ですから、担当者を変更してもらいましょう。
担当者を変更してもらうには、メールで担当者に伝えるのが良いでしょう。
以下にメールの参考例を記載しておきますので、是非使って下さい。
件名:【依頼】担当者変更依頼
本文:
〇〇様(担当者の名前を入力して下さい)
いつも大変、お世話になっております。
転職を支援して頂いている〇〇(あなたの名前を入力して下さい)です。
現在、〇〇様(担当者の名前を入力して下さい)に、転職支援をして頂いておりますが、転職活動が初めてで不安があります為、他の担当者様の意見も聞きたいと思います。
つきましては、現在、志望しております〇〇業界に詳しい別の担当者様と、一度お話をしたいのですが、可能でしょうか?
大変お手数をおかけ致しますが、宜しくお願い申し上げます。
オブラートに包んで優しい文章にしましたが、それでも理解出来ない担当者であれば、他の転職エージェントを当たりましょう!
当たり前のことですが、あなたの経歴や資格などは嘘や偽りを書かないようにしましょう。
面接の時に分かってしまうと、お互いに聞いていた話と違う。ということになり、入社した時にお互いが不幸せな結果になってしまいますし、ウソや虚偽のことで、転職する会社や転職エージェントにも迷惑をかけてしまいます。
更に付け加えると、登録情報が変更になった場合でも、(例えば住所が変わったなど)最新の情報にしておきましょう。
担当者は、企業にあなたを紹介する時に、推薦文というのを書きます。
いい加減な担当者だと、履歴書をコピーするだけのヒドイケースもあります。
それでは、先方に本気度が伝わりませんから、「面接の時にお互いに相違があると困ってしまいますので、書いていただいた推薦文を送って頂けないでしょうか?」と担当者に伝えましょう。
もし、推薦文章が、こうして欲しいとか、ココは違う。というのがあればハッキリ担当者に伝えましょう。
そうすることで、お互いにミスマッチが無くなります。
何社もの転職エージェントを利用しているのであれば、同様の求人は何社もの転職エージェントからエントリーしないことに注意しましょう。
企業の担当者から「別の転職エージェントからも応募があるんだけど」と情報がいってしまいます。
転職エージェントの担当者に警戒心を与えてしまい、最悪の場合破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
あなたは転職エージェントを利用する立場ですが、生意気な態度は取らないようにしましょう。
「ありがとう」と心から感謝の言葉を伝えるように心がけて下さい。
時間通りに守ったり、マナーを持って接することで、良い求人を紹介してくれることでしょう。
転職エージェントを利用してみる
これまで、転職エージェントを選ぶ3つのポイントや、転職エージェントを活用する為の7つのテクニックなどを、ご紹介してきました。
ここからは、実際にあなたが、転職エージェントに登録後の流れについて解説します。
初めて、転職エージェントを利用される方は、不安な事柄も多いと思いますから、登録後にどんな流れになるかを把握しておくことで、不安要素も取り除かれると思います。
大まかな流れは以下のようになります。
@転職エージェントに登録する
A転職エージェントの担当者との面談
B面談した内容を基に、求人を募集している企業の紹介をしてくれる
C職務経歴書の添削
D紹介してくれた企業を応募する
E書類選考からの企業担当者との面接
(面接対策を受ける)
F内定の意志を決定する
G退職
H入社
少し、噛み砕いて説明します。
@転職エージェントに登録する
まず最初に、転職エージェントに登録しなければ、スタートラインに立つことが出来ません。
まだ転職エージェントに登録したことが無いのであれば、まずは大手の転職エージェントに登録しておきましょう。
絶対に抑えておきたい転職エージェントは、マイナビエージェントです。しかも女性に嬉しい女性専用の転職エージェントがあります。マイナビエージェントが運営している、WomanWillというサービスです。男性にも登録出来る転職エージェントはありますので、ご安心下さい。
※以下のリンク先から転職エージェントの登録が可能です。
◆女性専用のマイナビエージェント
womanwill
◆男性専用のマイナビエージェント
マイナビエージェント
A転職エージェントの担当者との面談
登録してから、転職エージェントから数日以内に電話かメールで、あなた宛に連絡が来ます。
先ほどは、転職エージェントに来社するときのことを書きましたが、電話の場合もありますので、電話でのやり取りが、どのようなものかを説明します。
電話の場合、その場で電話に出れれば、転職エージェントの担当者と話をすることが出来ますが、たまたま電話に出れない場合もありますよね。その場合は、留守番電話にメッセージが残されているはずですので、時間があるときに折り返しの電話をして下さい。担当者につながると大抵の場合
「電話代が勿体無いですので、こちらから直ぐに折り返し致しますので、そのままでお待ち下さい」と言われますから、担当者からの電話を待ちましょう。
さて、担当者からの電話で、どんなことを話すのかと言いますと、以下のようなことを聞かれます。
・あなたが転職する理由
・希望の業界や職種や入社してみたい会社など
・今までの職務経歴や資格やスキル(実績なども聞かれることもあります)
・現在の転職活動の状況
・希望条件(年収や働きたい地域など)
・希望する次の会社に入社したい時期
もし可能であるならば、上記の質問に対して答えられるなら、スムーズに転職活動が進むでしょう。
B面談した内容を基に、求人を募集している企業の紹介をしてくれる
担当者と面談後には、待ちに待った求人の紹介です。
転職エージェントによってまちまちですが、面談後すぐに紹介する場合もありますし、後程メールで求人票を送ってくれる場合もあります。
そして、担当者は、あなたに合った企業を紹介してくれるでしょう。
あなたが願い出た職種によって異なりますが、3件〜10件ほど求人を紹介してくれます。
知っている会社から、あなたが知らない中小企業まで紹介してくれると思います。
たまにですが、転職エージェントしか紹介出来ない独占の求人も紹介してくれる場合があります。
しかし注意していただきたいのが、担当者は自分の売上に繋げたいので、面接をさせる為に魅力的なことを言ってくると思いますが、まずは冷静に判断していただきたいので、その場では、すぐに了承をするのは止めましょう。
まずは、紹介してもらった求人をよく見比べて、自分が思い浮かべている会社に合致しているのかを、よく吟味しましょう。
私がよくアドバイスをしているのは、紹介してくれた会社の順位をつけるように言っています。
例えば、紹介してくれた会社が3社あるとすれば、あなたが入社したい会社の1位から3位を順位づけしてもらいます。
そして、求人票に書かれて無いことを調べてる為に、スマホを使い、会社名 評判 と検索して、その会社に勤めている人たちの声を調べつつ、改めて担当者に、そのネットに書かれている評判を確認する。という作業をします。
求人票とネットの評判と担当者からの意見、それぞれ3つの情報をもとに、もし自分が入社した時のことを想像力を働かせて、あなたにとって楽しいもので、自分のキャリアが飛躍しそうなのであれば、そのことを担当者に伝えて、次に進みます。
考える要素として、以下のことを考えてみるのは重要だと思いますよ。
その求人は今の仕事のイライラ・課題を払拭・対処出来るか?
その求人はあなたの達成感と合っているか?
その求人はあなたが求める仕事内容と一致している会社か?
その求人の仕事は将来、自分に役に立つか?
その求人はあなたの将来やりたい仕事や、やりたい方向性合っているか?
その求人はあなたの経験やスキルを評価してくれそうか?
C職務経歴書の添削
入社したい会社が決まれば、次は面接です。
必ず面接出来るわけでは無いので、その確率を上げる為には、どうすれば良いと思いますか?
それは、職務経歴書を担当者に添削(てんさく)してもらうことです。
これは面接したい会社が決めたら、その会社向けに添削してもらいましょう。
そして、必ず担当者に聞いて欲しいのは、面接官が必ずする質問や、聞いておいたほうが良い質問や、どんな面接なら内定を貰えるかなど、担当者に聞いちゃいましょう。
それは反則ではありません。その為に、あなたは転職エージェントを使うわけですから(笑)
D紹介してくれた企業を応募する
履歴書の添削が完了したら、面接の依頼を担当者にして下さい。
担当者は、あなたの履歴書と職務経歴書を推薦文を企業の担当者に送ります。
先ほども、書きましたが必ず推薦文は、あなた自身も確認するようにしましょう。
もし転職サイトを使って、応募するとクリックで応募出来て簡単ですが、推薦などありませんからハードルが高いのです。
ですから、転職サイトよりも、転職エージェントを使う方が、転職があなたに取って有利に働くわけです。
E書類選考からの企業担当者との面接(面接対策を受ける)
先ほども紹介させて頂きましたが、面接の担当者の対策はしっかりしておきましょう。
具体的に、どのような対策をするかというと、
・聞かれる質問
・内定に有利に働く言っておくと良いこと
・今まで、内定をもらった人の面接は、どんな感じだったのか
この3点は、必ず聞いておきましょう。
面接が終了したら、転職エージェントの担当者へ終了の連絡をしましょう。面接は、どんな感触だったのかを、自分なりに評価をして報告して下さい。
面接の結果ですが、直ぐに合否の連絡が来る場合もありますし、3日後に連絡が来る場合もあってマチマチです。
面接に落ちたとしても、なぜ落ちてしまったのかをフィードバックしてくれますので、次の面接のときに活かすようにして下さいね。
F内定から退職と入社まで
内定が出た後は、年収や入社日の調整などを、担当者がやってくれますので、ご安心下さい。しかし、一番、面倒なのは退職に関することかもしれません。
そのような不安要素は、担当者に報告してアドバイスをもらいましょう。
上司や人事にどうやって退職に関することを報告することも含めて、相談すると良いでしょう。
そのようなノウハウも担当者は持っているので、一人で迷って不安になるよりは、担当者に何でも相談して下さいね。
栄養士にオススメする転職エージェント
少し長文になってしまいましたが、如何だったでしょうか?
転職エージェントを利用するか迷っているならば、無料ですので、まずは登録だけでもして気軽に担当者に相談してみると良いでしょう。
まずは、迷ったなら、マイナビエージェントに登録して担当者と話してみて下さい。
◆女性専用のマイナビエージェント
womanwill
◆男性専用のマイナビエージェント
マイナビエージェント
そこが、あなたのスタートラインです。
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