「あなたに会いたい」と思わせる栄養士の履歴書の書き方:サンプル有
転職をする上で大事な書類が2つあります。
@履歴書
受かる履歴書の書き方はコチラです。
と
今回、ご覧いただく【職務経歴書】です。
職務経歴書の出来栄えが、選考結果を左右すると言っても過言ではありません。
ところで、職務経歴書には以下の3つの役割があります。
@面接担当者が職務経歴書を見て、「あなたに会って面接したい」と思わせる。
A面接担当者が職務経歴書を見て、「あなたのキャリアを見て質問をしたい」と思わせる。
B面接が終わったあとに、職務経歴書をもう一度見て「良い人だった」と思い出させる。
まずは、面接担当者に、是非あなたに会いたい!と思わせる職務経歴書を作りましょう。
とはいえ、そんなに職務経歴書を書く機会も滅多に無いことですから、サンプルを作りましたので参考にしていただければ幸いです。
職務経歴書に書く項目ですが、上記のように記載する内容などはおおよそ決まっています。
面接担当者は職務経歴書を見て、あなたのキャリア(今まで行ってきた仕事内容)を見たり、会社が必要としている業務を行えるか、などを判断しますので、出来る限りそのような内容にまとめましょう。
とはいえ、初めて職務経歴書を書く方もおられると思いますので、これから下の方に細かく細分化しましたので、参考にして下さい。
最初に日付と名前を書きます。
・日付
職務経歴書を作成した日付になります。
年号は西暦でも和暦のどちらでも構いませんが、統一するようにしましょう。西暦で書いたなら、最後まで西暦で書くようにして下さい。これは見栄えに大きく影響します。
・名前
当たり前ですが、フルネームで書きましょう。姓と名の間には空白を入れて下さい。
もし、読み方が難しければ、横にふりがなを書くと親切ですね。
あなたの職務経歴書の簡潔にまとめましょう。これから職務経歴を見る前に、大まかなあらすじがあると、面接担当者は理解しやすくなるでしょう。
ここで要約があると、なぜ良いと思いますか?
例えば、友達とご飯を食べに行こうと思って検索をしたときに、行きたいお店のオススメのメニューが書かれていると、選びやすいですよね。
それと同じように、面接担当者はあなたのことを詳しく知るためにも、マトメを書いておくことが有効です。
あなたのキャリアのあらすじをここでは書いて下さいね。
@最初に書くのは企業情報
あなたが過去にどんな会社で働いていたのかを新しい会社から時系列で記載していきます。(最初は直近の会社で、最後は一番最初に入社した会社を書きます)
企業情報は少なくとも、以下は記入しましょう。
・会社名
・主な事業内容
・社員数
これらは大抵の場合、ホームページから抜粋出来ると思います。
A職務経歴と内容を細かく書く
そして次に、最大の山場を迎えるわけですが、あなたが今までにどんな仕事をしてキャリアを積んできたのかを詳細に書きましょう。
仕事の成果や、何らかの目標を達成するために計画して実行したことを書きましょう。ここでは成功だけではなく、失敗したことも書きましょう。
失敗して、どんなことを学んで次につなげたのかを書くことにより、あなたをより一層に深く知ってもらえます。
つまり、あなたがどんなことを活躍してくれるのかを書くことで、面接担当者により理解してくれて、「あなたに会いたい」と思ってくれることでしょう。
★あなたが入社した時に、何が出来る人なのかをちゃんと伝えましょう。
大学を卒業してから、今までの職歴をまとめます。
・いつ
・どこの部署で
・何をしたか(数字を入れましょう)
ちなみに職務経歴は、自己PRの裏付けになりますから、自己PRと同期が取れる内容にして下さい。
自分の強みを書くのはもちろんのこと、矛盾の無い職務経歴を書きましょう。
◆書いていく順番とは?
今まで、職務経験が2社以上ある場合は、一番上に現在の勤務先、もしくは直近で退職した会社を書いて下さい。
一番下は、古い会社(大学を卒業してからの1社目の会社)を書くようにしましょう。
◆数字を盛り込む方法とは?
栄養士は営業でも無いのに、なぜ数字を盛り込んだほうが良いと思いますか?
その理由は、あなたが何をしてきたかを具体的に伝える為です。では、数字をどのように使えば良いのでしょうか?
営業であれば・・・。
・売り上げの目標達成
・営業成績は営業メンバーで1位を獲得
そんなのを数字に盛り込むと思いますが、栄養士の場合は、具体的な数字を盛り込むことにしましょう。
例えばですが・・・。
食材の管理業務を2年連続でミスなしで担当しました。
又は
食育をテーマにした料理教室を、2年間にわたり毎月途切れることなく実施しました。
というような数字であれば、栄養士でも簡単に出来ます。
◆社内用語はNG
当たり前ですが、栄養士にしか通じない業界用語(そんなに無いと思いますが)は記載しても大丈夫ですが、
社内でしか通じ無い用語は職務経歴書には記載してはいけません。
普段、なにげなく喋っている話でも社内の人間には分かっても、外部の人間からしたら分からないこともありますので、社内用語を使うのは注意しましょう。
今まで、取得した資格を時系列で記載します。
誤解がないように言っておきますが、資格が無いからマイナスイメージを持たれる。ということは絶対にありません。
もしくは、たくさん資格を持っている方が有利。ということも絶対にありません。
面接担当者が見ているのは、資格が仕事に活かされているかどうかです。
選考の段階で、資格を持っている。持っていない。というのは判断基準ではありません。
(ただし、栄養士の仕事で、栄養士の資格を持っていないとダメですが・・・)
加えて、今、資格を取る為に、勉強していて、具体的な試験日まで決まっているのであれば、それも記載しましょう。
その場合の書き方の例ですが、
手話技能5級:20××年××月試験に向けて勉強中
履歴書にも書きましたが、職務経歴書は履歴書よりも文字数の制限があまり無いので、応募する企業に自分の強みをたくさん伝えましょう。
おおげさくらいな自己PRが良いでしょう。
自己PRを書く上で、抑えておきたいポイントが以下のページから確認してみて下さい。
どうして、その会社に入社したいのか?
なぜ、その仕事をしたいのか?
その理由は・・・。
というような書き方で、志望動機を書きましょう。
自己PRと同じくらい、志望動機は重要な箇所になりますので、文例付きの志望動機のページも確認してみて下さい。
まとめ
職務経歴書は、面接する担当者が分かるように書くことが大切です。
見栄えや、綺麗な文字で書くということではありません!
その会社が求める人材に沿うように、職務経歴書を書きましょう。
項目を見ていただくと、あなたの職務経歴書のイメージが掴めたと思います。
このページで見た書き方を参考にして、自分の理想の転職が叶うように祈っております。
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