栄養士転職

志望動機の書き方:文例付き

志望動機

 

志望動機は、なぜその会社に入社したいのかを伝えることです。
今回は、転職する栄養士向けの志望動機を文例付きで紹介します。

 

 

 

志望動機は使いまわさないコト

色んな会社に応募するときに、あなたは志望動機を使い回ししてませんか?
なぜ、志望動機を使い回ししないほうが良いと思いますか?
それには2つの理由があります。

 

一つ目は、会社によって志望動機が異なるからです。
そして二つ目は、職種によって志望動機が異なるからです。

 

ですから、受ける会社によって志望動機を同じにするべきでは無いのです。

 

ここでは会社をクローズアップしようと思います。

 

 

 

人事担当者は、あなたの
「なぜ、たくさんある企業の中から、ウチを選んで応募したのか?」を知りたいのです。
その為に、同じ内容の志望動機はダメなのです。

 

どの会社でも使い回しが出来る志望動機を使っている人が見受けられますが、果たして相手に熱意などが伝わるでしょうか?
使い回しの志望動機は絶対にNGです。

 

応募先の企業のことをちゃんと調べて、どこに興味を持ったのか、志望動機の中に書くことで、相手に伝わるのです。

栄養士向けの志望動機

今回は、栄養士の志望動機を4つのサンプルで作成してみましたが、あくまでもサンプルですから、あなたのオリジナルの志望動機を書くようにして下さいネ。

 

外食産業志望の場合

健康志向が社会に定着したことで、ファミリーレストランのメニューも大きな改革があったことと思います。私は、栄養士になってから今の会社でも、栄養バランスを良くし、カロリー計算したり、材料費を安く抑えた調理をして参りました。「美味しかったよ。ご馳走様」という言葉を糧にしながら頑張っております。ファミリーレストランの場合、調理が限定されますから、メニュー開発は難しいと思いますが、難しい課題ほど私の場合、遣り甲斐を感じます。一つ一つ愚直にこなしながら、挑戦して参りますので、宜しくお願い致します。

 

 

学校職員の場合

私は、子供のころニンジンが嫌いで、先生が厳しくニンジンを食べれるまで学校へ残っていた記憶があります。ですから私としましても、全ての生徒たちに栄養があって美味しい給食を食べてもらいたいと思い志望致しました。生徒の耳を傾け生徒に対して食育も一緒に励みたいと思います。最近は、アレルギーを持つ子供も増えていると聞きますから、その生徒にも、他の生徒と楽しい給食の時間が過ごせるように献立を考えますので、宜しくお願い致します。

 

 

保育園の場合

子ども達を取り巻く食の大切さが社会の中で、キーポイントとみなされている昨今、幼稚園・保育園では「食育」というのが教育のテーマになっています。

 

ご存知の通り、食べることからの栄養が偏っていたり、ちゃんと朝ご飯を食べなかったり、共働きということもあってスーパーのお惣菜や冷凍食品ばかりで済ませてしまう子ども達もいます。

 

そうした現状を踏まえて、国策として食育法を作って、国全体として「食育」に取り組むようにまで発展しています。

 

このような環境の中で、中心となるのが栄養士や管理栄養士の皆さんです。

 

乱れた食生活では、不健康にさせたり、将来には肥満でメタボと診断されかねません。

 

ですから、食べることにより、命を理解するお手伝いをすることが、食育に関する皆さんの遣り甲斐になることでしょう。

 

更には、地域の地元住民と一丸となって、その地域で栽培された食材を使って調理することで、地域を発展させることも可能です。食を通して、色んなことが波及出来るのです。

 

これらの保育園の環境を踏まえて、栄養士は保育園の志望動機を、どのように記載すれば良いでしょうか。

 

学校や保育園の栄養士として働く場合は、毎日の献立と食物アレルギーの対応が仕事内容のメインになります。前職場で自分なりに工夫してきたことや、あなたなりに考えたアイデアを実施してきたことや、気を付けてきたことなど実績を含めた志望動機にするといいでしょう。

 

 

【例@】
「貴園での、春夏秋冬に気が付くイベント給食に尽力しているところに感銘を受けました。前職でのキャリアをさらに発展し、子ども達が一人一人楽しむことができる食の魅力と命の大切さを子ども達にお知らせしたいと思います。前職では栄養士の任務に就いていました。アレルギーをお持ちの子どものメニューも、他の子ども達と見た目が差異がないようにアイデアを出して調理しました。具体的には、卵料理のときはニンジンを加えることで、見た目を同じくらいにすることができました。」

 

 

【例A】
「貴園では、食育を大事にしていると聞いております。子どもたちと、食材を作るところからやってみたいと思います。そして食育を通して、子どもたちの成長の役に立てられれば良いと思っております。そして私は、子どもが大好きなので、給食を通して子どもたちと関わりを持ちたいと思います。よろしくお願いいたします。」

 

 

病院の場合

以前は小さな病院でしたので、食事の時間に病棟を訪問して、患者さん一人一人の好きな料理や調理法を聞いて、その情報をもとに食事に取り入れたりしました。患者さんには、食事くらいは安らいでもらおうと思ったことを実現出来たことは、とても勉強になりました。患者さんからの意見をもとに調理をすると調理スタッフから不満の声も出てきましたが、「また作ってね」と感謝のお手紙を調理スタッフに見せたりして、患者さんの治療に役立っていることをお話して協力してもらうことが出来ました。もし、貴院で働くことが出来ましたら、前職の経験を活かして、サービスを充実させていこうと努力して参ります。

 

 

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