保育園の管理栄養士を辞めたいと思った時
保育園で1年間働いてみて思ったことですが、
考えて以上に仕事の量がありました。
更に、保育園で働く保育士さんにも、栄養士という仕事を理解してくれない。という困ったこともありました。
更に、お母さんからは、成長する可愛い子供に、
「嫌いな食材は、これとこれね。」
「私の息子は、これが食べられないの」
等々。
保護者からもプレッシャーがありました。
そんなプレッシャーがストレスになってしまい、体調を崩しましたが、
子どもたちの可愛い笑顔で、なんとか乗り越えました。
そんな頑張ったおかげで、昇給もありましたが、なんと500円しかアップしてなかったのです。
分かっていましたが、意外と給料も安いうえ、昇給してもわずかです。
冒頭で、保育士が栄養士という仕事を理解してくれない。と書きましたが
保育士から子供たちが作った献立を残してしまう。というクレームが出てきたりしました。
残さず食べてもらう為の工夫などで、やりがいを感じる人もいるかもしれませんが、
私の場合、それがストレスになってしまいました。
親に相談したところ、
「自分の身体なんだから、大事にしてね。」
「無理だったら帰ってらっしゃい」
その言葉に救われました。
自分の身体を大事にしなければ、栄養士として示しがつかないと思いました。
次に、働くときも支障が出てしまいますし、今後のことを考えて
ちゃんと引き継ぎをして退職することにしました。
もう一度、自分と向き合って、栄養士として働くうえで、
保育園という場所で働きたいのか?というのを整理して考えてみました。
栄養士として働くのが難しければ、踏み込んだことの無い業種へ働かなければなりませんし、保育園で働くのが厳しいのであれば、以前、働いていた保育園ではなく、新しい保育園で働くことが出来るかもしれませんし、保育園以外の場所でも栄養士として働ける道があると思います。
でも、まだ辞めたばかりで、心身ともに疲れているので、身体を休める充電期間を、もう少ししてみようと思います。